【文字起こし】テレ東HD株主総会2019【質疑応答】

テレビ東京HD株主総会 質疑応答

議長(小孫茂社長):
質疑の手順でございますけれども、ご発言の際は挙手をしていただきます。私が指名致しましたら、お近くのマイクにて、入場表の番号をお知らせいただいたうえ、要点を簡潔にまとめてご発言ください。
尚本日は多くの株主の皆様にご出席いただいております。なるべく多くの株主様からご質問をいただくため、ご質問はお一人につき一度に一問とさせていただきます。
また、ご発言の後はお席にお戻りください。ご着席いただいた後に、私が指名する回答者からご回答申し上げます。
それでは、報告事項及び、第一号から第三号に決議事項に関するご質問、ならびに、同義を含めた審議に関するご発言を、お受け致します。
これから質疑を追って致しますがその前に、去年もそうだったんですが会場お寒いようにここで感じているんですけれども半袖の方もおられるようですが、空調大丈夫そうですか。

株主:
大丈夫です。

議長:
大丈夫ですか?

株主:
大丈夫です。

議長:
はい。ありがとうございます。
それではもしお寒い方もし何かお持ちでしたら、羽織るような、お願い致します。
ありがとうございました。
それでは、ご発言される方は挙手をお願いします。

株主:
はい。

議長:
はい、ありがとうございます
前列の、その、シャツの

株主:
はい。

議長:
お願い致します

株主:
180番です。

議長:
はい

株主:
よろしくお願いします

議長:
はいよろしくお願いします

株主(180番):
二年前に放送されましたけものフレンズという番組があってそこで監督を務めた尾本達紀が昨年九月に脚本料や脚本印税を一円ももらっていないと発言しています。けものフレンズの脚本担当者は、放送開始時には田辺茂範さん名義でしたが、二年前2017年5月26日にたつき名義に変更されています。脚本担当者と認めたにもかかわらず脚本料や、2017年8月の再放送やあにてれの配信などの二次仕様にかかる脚本印税等について、報酬を支払わないのは、下請法に違反していないでしょうか。
また、本年一月から三ヶ月間放送された続編のけものフレンズ2の制作は本来前作から引き継いでこの尾本達紀さんが依頼されていたんですが、この所属されているアニメーションスタジオの福原慶匡プロデューサーによると、制作途上の2017年8月テレビ東京も参加している製作委員会から、具体的理由の告知なしに突然降板が宣告されたという事です。
このように一方的なけものフレンズ2制作からの介入は、独占禁止法禁止事項の優越的地位の乱用、とか下請法禁止事項の不当な給付内容の変更等に該当していないでしょうか。
ともかく、尾本達紀さんに対するテレビ東京の処遇が妥当なものなのか、違法性の部分も含めて見解をお願い、ご教示願います。
あとあの、こんな質問をさせていただいた理由、説明させてください。
今アニメ番組の制作現場は著しく劣悪な環境にあります。先ほどの尾本達紀さんのように、報酬も与えられず、突然仕事を取り上げられたりする、後任のアニメ制作プロも納期を切り上げられ、連日連夜の激務の末に、深く体調を崩し、入院した社員も居たと聞き及んでおります。
アニメのテレ東と呼ばれるほどにアニメ番組を大事に大事に保ってきたはずのテレビ東京が、クリエイターを酷使し、使い捨てている現状は、遺憾と言うほかございません。
尾本達紀さんはけものフレンズ2の仕事を打ち切られた後に、失意の後に筆を折ろうかとすら思ったという話なんですけれども、その後外資系企業のAmazonと協力してケムリクサっていうアニメを、けものフレンズ2と同時期に放送を最近しました。アニメ番組の人気の尺度の一つにBlu-ray Discの売り上げがあると思うんですけれども、
(※尾本達紀:アニメーション監督「たつき」の本名。けものフレンズ(1期)では監督・シリーズ構成・脚本を担当)
(※田辺茂範:Age Global Networks社所属の脚本家)

議長:
株主様、失礼致します。

株主(180番):
はい。

議長:
先ほど、申し上げましたように、株主様以外にも大勢お見えでございますので、

株主(180番):
失礼しました。

議長:
質問は承りました。

株主(180番):
じゃあ、最後に一つだけ。
クリエイターのことを大事にしてあげてください。
以上です。

議長:
勿論、大事にしているつもりでございますが、今の質問、2つありました先ほど私お一人一回一問と言うことを申し上げましたので、今の質問、前半を中心に、けものフレンズについての私どもの見解ということで、一つの質問としてお受け致します。
それでは、この質問に関しましては田村専務からご回答申し上げます。

田村明彦専務:
担当の田村です。議長の指名によりお答え申し上げます。
まず最初の、脚本印税の件についてなんですが、
弊社の処理、失礼、二次利用の発生、そういったものすべて、契約書に則って支払いをしております。
それから、監督の交代につきましてはですね、製作委員会の総意、まあアニメの制作においてはですね、ままあることであるとそういうふうに聞いておりますが、製作委員会の一人と言うことで、関係~(?)で承っております。
以上報告申し上げました。

議長:
以上ご回答申し上げました。
次のご発言の方、挙手をお願いします。
その、後の、女性の方どうぞ。
はい、あなたです。
その右、はい、はいどうぞ。

株主:
490番です。

議長:
はい、ありがとうございます。

株主(490番):
弊社は、先ほどご説明の中に社会に必要とされる企業となりたいというようなことを仰っておられましたが、報道機関として、必要とされる、弊社としての報道姿勢特に、報道しない自由というものに対して質問したいと思います。
確認から。関西地区の暴走、連帯労働組合関西地区生コン支部、通称関西生コンという組織で数々の脅迫や威力業務妨害などで50人以上の逮捕者を出すというとんでもない事件があり、ツイ数日前にも新たな逮捕者が出てます。
ところがどのテレビ局も全く何の報道もしてません。わずかに関西ローカルの番組と産経新聞がちょろっと報道したのみなんですね。逮捕に当たった滋賀県警っていうのは犯罪組織対策課ということでもわかるように、関西生コンの実態というのは恐喝や嫌がらせ、威力業務妨害などで関係組織との業務契約を強要するという、やくざまがいの組織なんです。何故このような大規模な逮捕劇が報道されないんでしょうか。一体どこに忖度して、誰に忖度して、報道しないのでしょうか。
この関西生コンというのは辻元清美議員とか福島みずほ議員とか一部野党の政治家や在日韓国・朝鮮人団体との強い繋がりというのが一部週刊誌やネットなどで広まってますけれども、何か圧力でもあるんですか?
圧力をかけられては報道しないんでしょうか。
(※「弊社」は原文ママ

議長:
あの、ご質問は承りました。

株主(490番):
はい。

議長:
どうぞ席にお戻りください。
先ほども申し上げました

株主(490番):
これでおしまいなんですが

議長:
はい。

株主(490番):
あの最後にちょっとお願いがあります。

議長:
はい。

株主(490番):
テレビ局全般なんですが、弊社でもスポーツ中継など、力を入れてらっしゃるようですが、来年の東京五輪、準備に余念がないとは思いますけれども、数年前に日本のテレビメディアがIOCから重大な警告を受けるという恥ずべき事態がありました。傍若無人の取材姿勢が批判を浴びました。来年の東京五輪でもそのようなことが繰り返されるんじゃないかと危惧しております。アスリートとかスタッフなどに、馬鹿騒ぎして迷惑かけるような事態は絶対やめていただきたいと、これはお願いです。

議長:
はい、承りました。
今のご質問につきましては、放送しない自由という冒頭の部分につきまして、ご回答申し上げます。
担当の石川専務からご回答致します。

石川一郎専務:
担当の石川でございます。議長の指名により答えさせていただきます。
~(?)ご質問ですが、向こうの政治勢力とかですね、色んな団体からの圧力、あるいは忖度をしてですね報道しているということはございません。報道しないということはございません。
我々としてはですね常に、社会の皆様に知っていただける、必要があると判断した問題について報道していると、いう姿勢をとっております。
以上でございます。

議長:
はい、ご回答させていただきました。
それでは次の方、挙手をお願い致します。
どうぞ、その一番、最前列の。
はい。

株主(59番)
59番の○○と申します。
一次情報の扱いについて聞かせて(?)ください。
最近ネット上の情報、例えばトランプ大統領のツイートや、いま日産の記者会見、株主総会がライブ中継やってるんですけどもそれを基に記事を書いたりすることがあると思うんですが、テレビ東京さんのWebニュースを拝見すると、そういう一次情報にリンクを貼っていないと思うんですね。これ引用要件という点で見るとこっからやってよ(?)って言えばいいんでそれは満たすんですけど、それは報道姿勢としていかがなものなのか。まあ、最近、切り取りとか、誤解が、ネット上で色々言われたりする中、その、リンクをしないやり方というのはいかがなものなのかっていうのを一次情報の扱い方についてどのようにお考えかご感想(?)ください。

議長:
はい。ありがとうございました。
この質問につきましても、石川専務からご回答申し上げます。

石川専務:
担当の石川ですお答えさせていただきます。
一次情報についてはですね我々が原稿、記事を書く際の重要な情報源としてですねそれを、使って、書くことは、当然のことでございます。それにリンクをしていないということであればですね、政争(?)にもあるかもしれませんけれども、色々な場面を想定しながら我々としては放送していると、いう事をご理解いただければと思います。
どうもありがとうございました。

議長:
続い、次のご発言の方、どうぞ挙手をお願い致します。

株主:
はい。

議長:
どうぞ。

株主(58番):
はい。
58番の○○と申します。あの事前質問状、あの9問出さしていただいているんですが、ご回答ちょっと無かったので非常に残念だというところで、まあ、質問させていただきますその中でかいつまんで、放送法改正、その中で、インターネットの方で、あの、まあ、あの、テレ東の方でも行っているインターネット配信、ありますが、その中で懸念されるのがNHKです。その中で、NHK含めた放送法改正するところで、NHKというのが非常に脅威だと、民業圧迫だと私は思っております。そういった中で、NHKが特に酷いのは立花孝志さんという政治家が出てきているのに、その事を全く報じないというか、そういうような論調が非常に気になりました。そういう事含めてNHKの受信料制度を嫌がっている結果、民法特にテレ東、というこれ一番ネットワークがちっちゃい、キー局の中でちっちゃい放送局として、懸念すべき事項だと思います。視聴料制度にNHKを移行させるなりなんなり圧力をかけるような、報道を、日経新聞を中心に世論形成をするだとかっていうことを何故しないのかってところが、私としては思いました。~(?)スカパーに対して、出資してますけれども、会社として、何故NHKをたたきつぶして、スクランブル放送にして、視聴率を、NHKの視聴率を下げ、民放であるテレ東の視聴率を上げようとしないのか、というところで、放送法改正の観点で、どのように考えているのかということで、それで、質問させていただきます。
で他にも、いろいろありますが、コンプライアンス、重視していただきたいと思います監査役、の村田さん含めてね、BSフジの取締役の息子、めんこいテレビの方に勤めてた人が、色々問題を起こす包丁を振り回しただとか、そういう事やってます。そういうとこよく監視していただきたいなと思います。
てことで、あと吉本興業との一連のこと、朝から今日他局含めて、やってますその事、村田さん中心によく監視していただきたいなと思いますんで、よろしくお願いします。
(※立花孝志:政治家。NHKから国民を守る党代表)

議長:
はい、ありがとうございました。
ご質問はNHKの事について、ということ、これは~(?)ので、社長である私からお答え申し上げます。
株主様とは、いくつかの点で一致しない点もございますが、今の点につきましては、私どもにとってもNHKさんの肥大化というのはもちろん脅威、でございます。ただし、私どもが今、あのご引用のありました日本経済新聞社などと一緒にですね、NHKを叩き潰すなんていう行動はおそらく取れない、と思います。あの視聴者の皆様からのご支持がなければ、私ども民放も、NHKさんも、自分の利益のために我を張って何かをすると、それが実現するという時代ではない、と考えております。視聴者の皆さんの、ご理解、が得られる方向に、テレビ東京含めた民放努力する、中で、NHKさん、どう、してくださったらいいんだろうかと、いう議論を、色んな場で、広げていくという方法が一番、結果的には近道なのではないかと思っております。私の方から、私どもの民放の立場から放送法改正、ということを言う立場に、ございません事はご存じの通りでございます。私どもが企業努力を続けつつ、色んな場面で私どもの支持者を増やす事で、おそらく。NHKさんにもわかっていただける、あるいは関係者にもわかっていただけるというアプローチをとるのが精一杯ではないかと思います。
株主様、はじめ今日お見えの皆さん、それから普段、テレビをテレビ東京をご覧の皆さんの、力が必要でございます。視聴者の皆さんの、色んなご支持で私どもの動きが、作られています。どうぞ、あの、まずは、テレビ東京の番組をよくする、それで皆さんにとって、テレビ東京含めた民放が、の存在(?)ないい存在であるというご理解を、得られるような努力をした上で、NHKさんと語らっていくと、いう事になろうかと思いますので、ご理解のほど、よろしくお願い致します今株主様から、いただきましたご支持、については本当に、心から御礼申し上げますありがとうございました。
次の、方どうぞ。
その、真ん中辺の、はいジャケット羽織られてる
はい、どうぞ。

株主:
えっと、テレ東の番組はよく見ているんですけれども、あの、私が思うには、あのテレ東は、あの先ほどなんか先行投資って言ってこういう利益が、あの、下がっても、やるんだというような事を仰いましたけれども、あの、あの経済番組で日本の、日本の事に関して、あの財務省主導の、緊縮財政的なものを、あの支持するような、そういう風な論調があまりにも、多いんじゃないかなとい思いです例えば、今回消費税が、上がる訳ですけども、あのその消費税に対しての、あの強烈な批判とか、そういう声が、あのテレ東からは、聞こえて参りません。MMTという、あのそういう風な、あの共存、あのこういう風な、あの、公共投資をして、経済を活性化させていくっていう風な、あの考えが、あるんですけれどもそういう風な事に対しての、あの紹介、紹介とかそういう風な、事に対しての紹介とかそういうものも、見られません。あの財務省という、そういう風な財務省の緊縮財政、を支持しているからなんでしょうか。私は、このままでは日本が、あの、ますます萎縮してしまう、だからもっともっとこういう公共投資をして、財政出動して、あの、仕事をして、日本を活性化させる、そういう風な風に、あのテレ東が、動いてほしいと、思っております。
(※MMT:現代貨幣理論(Modern Monetary Theory))

議長:
恐れ入ります株主様あの、

株主:
はい。

議長:
ご質問は判りました入場表番号を、お伝え願いますでしょうか。

株主(216番):
二百十、216番の、○○です。

議長:
はい、ありがとうございます。
ただいまの質問についてはやはり報道局、関連でございますので石川専務から、ご回答致します。

石川専務:
担当の石川でございますご質問ありがとうございます。
あの我々としてはですね報道機関といたしまして、様々な社会現象、及び経済政策に関しましてですね、両方の立場から、幅広く報道する事を心がけております。それによって視聴者の皆様に考えていただける、あるいは判断していただけるようなですね材料を提供する事を今の我々の報道としてやっております。これは放送法という点からもですね、政治的な中立が求められておると、いう所もございまして、その辺に気を遣いながら、しっかり報道していきたいと思っておりますご指摘ありがとうございました。

議長:
ご質問ありがとうございました。
あの、それでは、大分時間も経過して、質疑も尽くされてきたように感じますので、ご質問はあと一問とさせていただきたいと思います。ご賛成いただける株主様は挙手をお願い致します。

株主:
動議、延長動議。

議長:
ありがとうございます。

株主:
延長動議。

議長:
ただいま、あの延長動議という声が私に届きましたけれども、今その前にあと一問ということで、過半数の賛成をいただきました。
賛成多数と認めまして、

株主:
過半数ありましたか?
過半数ありましたか?

議長:
はい。

株主:
過半数ありましたか。

議長:
聞こえませんが。

株主:
過半数ありましたでしょうか。

議長:
はいありました。
それでは、あの、賛成多数と認めまして、ご質問はあと一問とさせていただきたいと思います。
それでは発言される方は挙手をお願い致します。

株主(58番):
動議、修正動議。

議長:
ちょっとお待ちください。
一番後から二番目の、そのメガネの男性の方、はい、どうぞ。
どうぞ。

株主(496番):
496番です。業績に関してご質問します。
今年度というか当、あの、まあ今年、去年の4月から今年の3月までの業績、及び、ご説明の、あのプレゼンテーションでご説明になりましたあの中期計画、等の説明で触れられたですね、所謂、なんて言うんでしょうあの、先行投資的なもので業績が伸びないと、あの収益が、あのそんなに伸びないんだと、いう風なご説明があったという風に記憶しております。この先行投資、という事で一言の説明で、具体的な内容がよくわかりません。
事業報告のところではですね、配信関連の費用や、番組制作費における政策的な費用が増加したと、いう風な説明が書いてありますけれども、この辺、この所謂先行投資という風にご説明されているものに関してですね、もう少し具体的な内容及び金額、それを知りたいと思います。で、中経に関して申し上げれば、あの今年度、今年の4月以降の業績に関して、そういったものがどれだけの、影響力というかそれがあるのを、知りたいと思います。質問は以上です。
であと、これはあの、意見です。数年前の株主総会で、番組のテロップで誤字が散見されるという事を指摘した記憶があるんですが、以前に比べれば大分減ったのかなと、いう気がいたします。勿論私も24時間ずっと御社のテレビ見てる訳じゃないので、網羅的な事は申し上げられませんが、バラエティ等でですね、あの時折ぽろぽろと、なんだこれはと、いう風な、内容には全く関係ないんですけれども、番組の内容を損なう、番組の内容自体は全く問題ないんですが、そういった誤字等見つけると非常に、悲しくなります。番組製作者の意欲をそがない形で何とか、そういった点、向上をしてもらえたらいいな、という風に、思います。以上意見です。
ありがとうございました。

議長:
はい、ありがとうございました。
ただいまのあの株主様の後段部分につきまして、ご意見については私も全く、同感でございまして、社長として日々、現場に対しては、ケアレスミス、特に字幕、等ですね、大分減りました、ご指摘の通り、本当にありがたい事ですが大分、減る、ようになりましたけれども、それでも、まだ、時々、起こります。がっかりしますので、これを何とか、可能かどうか判りませんが0にしたいと考えておりますので、もうしばらく、お時間を、いただければと思います。
前段の方につきましては、確かに、先行投資の一言で、今回の減益の理由を申し述べました。大変失礼致しました。あの、省略する形で、短縮する形で申し上げた、という事でございますが、具体的に申し上げますと、あのご案内のように、新本社、に移転いたしました。この際に、本社を移転するというかそこにスタジオを新たに作り新しい技術を色々導入致しました。この際の設備投資これは将来に渡って、あの必ず、テレビ東京の、番組の質をよくするという事がはっきりしている投資、をやった分の減価償却が、18年度の、今回決算として出ている年度の、収支には反映しております。もう一つ、BSの、BSテレビ東京で4K放送を開始、いたしました。この設備投資もかなり、巨額、でございますけれども、4Kの投資に伴う、減価償却も、また、18年度からかかっておりまして、19年度、今年度は、数年、フルにかかって参ります。この2つは文字通り、将来の、先ほどNHKさんという話がありましたけども、NHKさんを含めた放送業界全体の競争、の中で、勝っていくためには、やらなくてはならない投資、の、分が、18年度そして19年度、また20年度も、ほぼ同じ額かかっているという非常にしんどいところにかかっている事は事実でございます。ただ、いずれも無駄では無くて、将来の放送力に必ず役に立つ、投資をしている、と判断しています。
もう一つ、設備投資とは違いますけれども、先ほどから、何個か、株主様からお話がありました、アニメ、の競争力強化、アニメの世界の競争が非常に激しくなっております勿論制作現場も、非常に厳しくなっているんですが、アニメの番組の制作更に販売というところは海外も含めて競争が激化しております。ここに勝っていくためには、良い目利きをしてですね、先々にヒットしそうなコンテンツを先行投資、仕込み投資をしていかなければなりません。それはその年度中に、売り上げまたは利益として回収できる保証は、ございません。その分が18年度はかなり積極的に、仕込みを、しました。それが、18年度の、減益要因の一つとして、これも将来へのある意味の投資、という形で、収支を若干、下げているという事でございます。このアニメについては、じっと腕組みをして待っていても絶対に収益は入って参りません。必ず新しい作を、作品を作ってそこに投資をする形で、まあ、視聴者の皆さんの、人気を得れば、そこから資金が回収できていくという構造に基本的にはございます。その投資を、18年度そして19年度も、今、増やして、将来に向けて花が開くような、種をまいているという事でご理解いただければ、大変、幸いでございます以上でございます。

株主(58番):
修正動議。

議長:
はい。以上をもちまして先ほど、最後に一つ、一問という事で質問をお受け致しましたが、修正動議、と先ほどからお声がかかっておりますので、どうぞ、手を上げていただいて

株主(58番):
はい。修正動議。

議長:
はい、どうぞ。株主さん~

株主(58番):
58番の○○です。1号議案、及び2号議案について、修正動議出させていただきます。
1号議案、25円の配当とあるんですが、さらに1円、高くして26円と、させていたた、するべきだと、なぜならば、報道機関として、共産党だの立憲民主だのが、やれ年金問題(?)だの内部留保をはき出せだのと、騒いでいます。放送局として、それらね、あの、所謂左派勢、そう、が、あの、根拠なき、事を色々言っている事に対して、うちの会社は、これだけ、あの配当を出しているんだという事を、知らしめるためにも、1円を、プラスした額にするべきだというところで、修正動議を出させていた、だきます。
2号議案です。日経新聞出身の、お二人、が株をあの一つも持っておりません。6番の新実傑さんと、13番の岡田直敏さん、こちら0株です。株を持たないという事は、我々株主に対して大変失礼な事だと思います。という事で、これら候補に変えて、打倒フジテレビ、打倒TBSという観点でホラン千秋および、坂上忍に、あの変えるべきだという事で、そういった、あの修正動議を出させていただきます。そのぐらいちょっとね、あの株買ってください。あの他の持ってない独立役員も、大橋さんや岩沙さんも確か持ってなかったと思いますが、身銭を切るなり、会社の制度を使って、~(?)一単元でもいいから、自分で、あの、買ってください。そういったところで、あの運命共同体だってところで、認識してください。
(※大橋さん:大橋洋治 岩沙さん:岩沙弘道

議長:
はい、(?)
第1号議案及び第2号議案に関する修正動議が提出されました。この修正動議につきましては、原案と一括して審議の上後ほど、原案と共に採決したいと思います。賛成いただける株主様の挙手をお願い致します。

株主:
賛成。

議長:
はい、ありがとうございました。賛成多数となりました。それでは、修正動議につきましては後ほど原案と共に採決いたします。
それでは、審議は終了して議案の採決に移りたいと存じます。
採決の手順は……

(※手順の確認の後採決が行われ、1号議案及び2号議案については原案の可決をもって修正動議が否決された。新役員体制の紹介の後に議長が「株主の皆様のご期待に応えるべく、グループを挙げて、よりよいコンテンツの制作、業績の向上に努めて参ります。引き続き、テレビ東京ホールディングスにご支援を賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。」と挨拶して総会は終了。)

参考リンク